最近、仕事が忙しくてサウナ行けないなぁ。
サウナブームで人気店は混んでるから空いてる時間じゃないと整いづらいよね。
それなら、自宅にテントサウナを導入したらどうだい?
テントサウナ!それなら仕事が終わって遅く帰ってからもできなくないね。
そう。郊外に住んでるなら、薪ストーブを使うとかなり格安で導入できるし、もし都市部でも電気ストーブという手もあるよ。
でも、自宅にテントサウナを置くのはお金かかりそうだし、お店レベルのサウナ環境ができるのかな?
大丈夫、自宅サウナでも十分、お店レベルのサウナを楽しめるよ。
あとは、いつでも貸切だから、さらにロウリュや音楽、ドリンク持ち込んだり、
かなり自由なサウナを楽しめるよ
さて、昨今のサウナブームで一気にサウナ人口が増え、高級サウナやソロサウナ、貸切サウナなどさまざまなサウナが増えつつも、燃料の高騰で良質な温浴施設・銭湯の経営状況が悪化して、閉店してしまう名店もあります。
たまに高級サウナにいくのもいいモノですが、さすがにお金が続かない。さりとて高コスパサウナも遠かったり、混んでてなかなか行けなかったり、騒がしくて整えなかったり、サウナ環境は決して良くなったと言えないような気がします。
そこで、今回は、「サウナをより自由に」あそぶために『テントサウナ』を自宅に導入した経験をレポートします。実体験から得た知識で、「薪ストーブのテントサウナを格安に導入するプラン」や自宅サウナ環境を整えるノウハウを伝授していきます。
自宅にテントサウナを導入の3種の神器「テント・ストーブ・ストーン」
テントサウナで最低限必要なものってなんだろ?
最低限必要なのは3つ
1.テント
2.サウナストーブ(薪・電気)
3.サウナストーン
割と少ないね。それならすぐ始められそう。
まぁ、最低限だけどね。
テントサウナの値段がかなり幅広くて、高級テントサウナ結構高いよ。
サウナ本体以外にも必要なものがいろいろある。
水風呂、ととのい椅子、室内ベンチやタオルや、ロウリュ桶や温度計、一酸化炭素センサーなどなど。
いきなり何十万は厳しいなー。できるだけ安くテントサウナ導入できないかな。
でも、サウナ環境がイマイチだとそれも意味ないしな。
自宅にテントサウナ導入するには「テント」「サウナストーブ」「サウナストーン」の3つが最低限必要です。
今回、総予算に応じて、松竹梅の3パターンの導入方法を紹介します。
松プラン・予算約20〜30万円 実績ある本場ヨーロッパのテントサウナセット正規輸入を購入。
竹プラン・予算約12万円 実績のないベンチャーやクラウドファンディングのテントサウナを購入。
梅プラン・予算約6万円 自分でテント・薪ストーブを組み合わせて購入。
結論から言うと個人的におすすめは「梅プラン」。
実は、私は「竹」を選んで、テントサウナ導入に失敗しました。
その後、自分で試行錯誤して、自分でサウナストーブを購入して自宅サウナ環境を作り、その後、1年十分サウナを楽しめています。この私の開発した自宅サウナ環境はかなりコストを抑えられるので、ぜひコスパを重視する人や、とりあえずテントサウナをお試しで導入してみたい人におすすめします。
それでは、松竹梅のテントサウナ導入方法について紹介していきます。
松プラン(予算20〜30万円)・自宅テントサウナ導入
予算に余裕があるなら、「松」がもちろんおすすめだよ。
20〜30万円!高い!?
一回1000円のサウナなら300回行けるよー。
「松」のテントサウナ予算を確保できる人は、実績もあり、日本でも導入数の多いMORZH (モルジュ) テントサウナの導入を検討するのがオススメです。
テントの保温性も高く、ストーブの燃焼力も十分、サウナストーンもセラミック製で、充実したサウナ環境を作れるでしょう。
さらに大きいサイズ(6〜12人)もあるので、自分の希望に合うサイズを選べます。
竹プラン(予算12万円)自宅テントサウナ導入
「竹」コースは、ベンチャー企業や個人が、中国の無印メーカーにOEMで製作を依頼して作ったテントとストーブをセットにしているケースがほとんどで自分たちで開発しているわけではありません。テントの性能差はなく、セットにしているサウナストーブで性能差があるのがポイントです。
テントは、どの会社のテントも同じ型をベースにしています。外が見えるようなビニールに変更するなど多少のアレンジをしているだけで差がありません。
重要なのは「サウナストーブ」です。
テントサウナで最も重要なモノは、テントではなく、ストーブです。燃焼力のないストーブではテント内が全くあったまりません。
竹の無名メーカーのセットに入っているサウナストーブが無名ストーブだったり、小型ストーブをセットにしているテントサウナセットは、リスクが高いので購入しないことをおすすめします。
私はまさにこれで失敗し、超がっかりした経験があります。ストーブを変えるのは大変なので、テントの保温性能を向上しようと色々試しましたが、ストーブの性能が酷すぎるという結論に達し、できるだけ性能の高いストーブ(かつ安い)ものを探すことになりました。
良心的なテントサウナセットは、薪ストーブとして実績のあるメーカー品をつけているので、ストーブの型番などを検索してみてちゃんと世の中に流通しているものか確認してから購入を検討して下さい。
このホンマ製作所薪ストーブなどを使用しているセットは、燃焼力も高いので安心できる場合が多いです。ただし、当然仕入れ値に+利益が乗せられた価格設定になっているので若干割高になってしまいますが、セットで揃う便利さの手数料と考えればありかもしれません。
梅プラン(予算5万円)・自宅テントサウナ導入
いよいよ、最高のコスパでテントサウナを導入するセットを紹介してくれるんだね。
自宅テントサウナは、お金をかけない「梅」でも十分楽しめる。
1.テント よくあるテントサウナ用テント 約30,000円
2.ストーブ ホンマの時計型薪ストーブAF-60 約13,000円
3.ストーン サウナストーン約10kg〜20kg 6,600円。
合計なんとたった5万円で一揃い集められるよ
自分で選んで購入する梅プランは、選び方さえ間違えなければ、竹プランに匹敵、もしくは、それを上回るテントサウナセットを安く用意できるので、オススメです。
テント
テントは大きいのでそれなりの価格になりますが、この形のテントはどれも同じ性能なので一番安いものを選んでください。
サウナストーブ
薪ストーブは、ホンマ製作所で最安のAF-60で十分です。しかも、庫内も広く、大きめの薪をそのままくべられるので燃焼力抜群です。
クラウドファンディングの薪ストーブは小さすぎて、薪を小さく細かく割らないと入れられず、小さい巻きでは燃焼力が小さく、全く使い物になりませんでした。
薪ストーブ煙突
別売りの煙突が必要になります。直線煙突2本、エビ曲の煙突1本、煙突トップでちょうどです。
(オプション)薪ストーブの窓をガラス窓に交換
サウナストーン
サウナストーンは、品質が悪いものは爆ぜたりして危険なので、レビューで評価の良いものを選んでください。
サウナストーンは、直接、ストーブの上に置かずに適当なトレイ(鉄板)などに乗せるとロウリュしてもストーブが痛みにくいです。
Nomadi.という会社のテントサウナやサウナストーン、ストーブはご注意ください。
特にサウナストーンは破裂するレビューもあり危険とのことです。
以上の「梅プラン」では総額約5万円〜自宅テントサウナを導入できます!
テントサウナが揃ったら、あとは、水風呂や一酸化炭素チェッカー、温度計・湿度計、ととのい椅子、ロウリュセットなど、自分好みのサウナ環境をテント内外に作り上げていけばOKです。
自宅テントサウナ導入に合わせて、おすすめするテントサウナグッズ
この辺りの道具については、色々ありますが、お好み次第ですので、自分で必要なものを探すのも楽しみの一つです。
テントサウナに必要度高め:おすすめサウナグッズ
(安全第一グッズ)一酸化炭素チェッカー
薪ストーブ内の薪が不完全燃焼すると一酸化炭素(CO)が充満してしまい、危険です。
ボーボー燃えてれば良いのですが、油断して消えたりした時に警報を鳴らしてくれるチェッカーは、ぜひ入れておいてください。
(安全第一グッズ)消化器
薪ストーブの周りから出火や何かに燃え移ってしまうことを想定して消化器も持っておくと安心です。
(火おこしグッズ)マイクロトーチ・バーナー
ライターと同じくらいの大きさですが、強力なバーナーでアウトドア・キャンプで活躍するので一個持っておくとオススメです。SOTOが好きです。
(火おこしグッズ)着火剤
いろんな着火剤を試しましたが、これが火持ち時間と薪の燃焼成功率で抜群に良いです。三本で三角形に積んだ薪の間で火をつけておくだけで、薪ストーブの煙突効果も利用して一発で火おこし完了です。
(火おこしグッズ)火ばさみ
着火剤を入れたり、薪の並びを調整したり、薪ストーブの窓を開ける時に使います。
薪自体は手で投げ込んだほうがいいですね。
(火おこしグッズ)火消しバケツ(灰のゴミ箱)
最後のカスを入れておくようのバケツです。炭消しにも使えます。
(サウナ室内)ベンチ
サウナ室内で座る椅子は木製が良さそうですね。
熱くなるので、アルミなどの金属製は避けたほうがいいです。
(サウナ室内)サウナマット
やはりサウナにはサウナマットでしょう。椅子の熱さ対策としても必要です。
(サウナ室内)ロウリュセット
このロウリュセットは、「桶」「柄杓」「温度・湿度計」「砂時計」がセットになっていてなかなかお得でした。
(サウナ室内)小型ランタン
夜入ることが多いかと思いますので、ランタンをベンチの後ろに置いておくと、間接照明になってちょうどいい雰囲気になります。
(ととのいエリア)水風呂
水風呂は、ビニール風呂を用意するのが良さそうです。こちらは支柱がステンレス製のようなので強度も良さそうです。私はプラスチック製の支柱だったので、水の重みで折れたので、買い替えます。
(ととのいエリア)ととのい椅子
椅子はお好みで。コールマンのインフィニティチェアタイプでも良いですし、
いわゆるサウナにあるととのいベンチでより雰囲気を出してもいいですね。
さらに豪華な足伸ばせるタイプ。これGFサンラウンジャーって言うんですね。高いですね。
できればあると良いサウナグッズ
サウナ用アロマオイル
ロウリュするなら、サウナ用のアロマオイルはぜひ。ロウリュ用は水溶性が高いオイルですので、普通のアロマオイルではないサウナ用を選んでください。
サウナハット
お好みですね。私はタオルを顔に巻くのも好きなタイプです。
サウナポンチョ・ガウン
外気浴時に近隣の目が気になるなど、意外と使い道があります。
冬は特に助かります。
サウナ用座布団
サウナマットの代わりにお尻で乗って胡座をかくとちょうどいい感じの姿勢になるサウナ専用座布団です。意外といいです。
携帯スピーカー
自宅テントサウナのいいところは、サウナ室内も外も誰もいないことです。
主もいない。自分の好きな音楽をかけてキマリ放題です。私はラジオ派です。
テレビ見たい人はもちろんお風呂用テレビなどを設置するといいでしょうね。室内は地面あたりに置けば温度もそれほど高まらないので。電気機器も問題なく使えます。
iPhoneは熱暴走することもあるので、外に置いておくほうがいいですかね。
屋外用ランタン
外気浴のときも夜だと暗いのでランタンを。これはもうお好みで。
充電式のLEDランタンがお手軽でオススメです。
太陽光発電のキャリー・ザ・サンは、エコだしおしゃれでオススメです。
自宅テントサウナの「あそび道」まとめ
自宅テントサウナ導入のあそび道はいかがでしたでしょうか?お金に物を言わせて信頼の高いテントを揃えるのももちろん良し。
自分で工夫して安く済ませるも良し。「梅プラン」5万円なら、1500円のサウナなら30回分くらいで元取れますよ。厳密には薪代も必要なのでもう少し回収にかかりますが。私はこの1年間で月3、4回おそらく50回ほど利用したかと思いますので、もう回収できたでしょうか?
お店サウナも普通に行くんですけどね。自宅サウナは時間がないときに、すぐ楽しめるのでオススメです。移動が無いのと自分だけで自由にできるのでストレスフリーなのも最高です。
松プラン:23万円 MORZH(モルジュ)テントサウナセット
竹プラン:12万円 ストーブが有名メーカーのテントサウナセット
梅プラン:5万円 一般テントサウナ&ホンマ製作所の薪ストーブ、サウナストーン
テントサウナ 約3万円
薪ストーブ&煙突 約13,000円
サウナストーン 約6,000円
梅プランなら5万円なので、他のプランと比べてぐっと導入しやすいのではないでしょうか?
まずは梅プランでテントサウナお試し導入して、物足りなければ高級テントサウナに乗り換えていくという手段もあります。もっと本格的なバレルサウナやサウナ小屋にステップアップしていくのが、自宅サウナ道と考えています。
また、テントサウナなので、キャンプのお供に連れていくことももちろん可能なので、キャンプの幅を広げることもできます。携帯性はMORZHのテントサウナが良さそうですが、梅プランでも持っていけると思います。テントバッグあるので。でもストーンやっぱり高いですねぇ。
私は、テントサウナでも十分なのですが、「あそび道」を極めるため、DIYでサウナ小屋に挑戦したいと考えています。
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